所沢シティマラソン参加報告

地元のマラソンイベントなのに、いつもタイミングを逃して参加できていなかった所沢シティマラソンだったが、ようやく参加することとなった。
ゼッケンとICチップは事前に送付されてきていた。これは素敵。今回は地元なので、事前に会場に行くのは全然苦ではないのだが、楽に越したことはない。
送られてきたゼッケンはシールになっていて、「安全ピンは禁止」との注意があった。これも好印象だと思う。
さて、前日になってようやくパンフレットの詳細を読んでみた。びっくりしたのは制限時間。坂が多いコースと聞いていたので、自分の走力だと2時間を大幅に超えてしまうかなあ?と思っていたが、制限時間はなんと2時間25分。8.12km、11.22km、16.10km、18.45kmに関門があるが、結構余裕がない設定。スタートまでに10分とかかかってしまうと、何か起こると制限時間を超えてしまう。これはマズい。気合を入れてかかろう。
当日。近いので着替えて手ぶらでいこうと思ったが、天気予報だと寒いらしいので、ウインドブレーカーをいれるバッグを携えて出発。途中乗り換えの西武遊園地駅は、先日の台風で土砂崩れがあったと聞いていたが、まだ爪痕が残っていた。大事にならずに良かった。
大事にならなくてよかった。

スタート地点はメットライフドーム。いわゆる西武ドーム。学生時代、野球場の人工芝の貼り替えのバイトをしていたが、野球場のフィールドに足を踏み入れるのはやっぱりすごく気持ちが盛り上がる。バイトで貼り替えていたのはいかにもプラスチックでチクチクしていたが、今回足を踏み入れた外野フィールドのそれは、とても柔らかい。技術の進歩に感心した。
今年は野球も見に来なかったので訪問するのは久しぶり

ドームの中。皆、ウォームアップに忙しい
久しぶりの人工芝。ゴールの後寝ころんだが気持ち良かった。

参加賞を受け取り、準備を開始。と、いっても、ウインドブレーカーを脱ぐだけ。バッグに全部押し込んで、荷物置き場を探す。今回は手荷物預かりサービスは無し。1000台用意されているロッカーを利用するか、解放されている外野スタンドに置きっぱなし。時間ギリギリに来たのでもちろんロッカーは満杯。外野スタンドにバックを置いておく。ちょっと不安。全般的に文句のない運営だったけど、手荷物預かりだけはちょっと考えてほしい。
外野スタンドは解放されている
スタンドからフィールドを望む。見たことがある風景。

いよいよスタートの列に並ぶ。目標タイムによってブロック分けされているのは他の大会と同じ。ただ、厳密に指定されている訳ではなく、その場で自分で好きな場所に行ける、本人の良心次第のシステム。「大丈夫か?」と思ったけど、実際の所今回3600人ほどの参加だったみたいでなにがどうなっても大丈夫のようだった。ここで、全員が速やかにスタートできることを確認。これなら、厳しい時間制限も問題ないだろう。
スタート。それでもこのマラソンに参加するのは、「ちゃんとした」人が多いらしく、みんなきびきびと良いペースで走っていく。本当はコースで所々写真を撮りたいなあと思っていたのだけれど、やっぱり制限時間が怖く、必死で走る。コースは所沢「シティ」というよりは所沢「タウン」といったところで、住宅地をひたすら走る。そして狭山丘陵を何度も縦断するので噂通りアップダウンが激しい。(地元なので知ってたけど。)特に15km前の登りと、17km-18kmの坂はきつく、歩きそうになる。ただ、他の参加者がしっかり走っていることにも助けられ?何とか歩かず走破。結局2時間は切れなかったが、まあまあ納得のタイムで完走した。サイズ感といい、とても満足した。あえて要望するとなると、(1)手荷物は預かってほしい、(2)もう少し所沢の市街地を走りたい。交通規制が大変だろうけど。
また機会があったら出ようかと思う。

スタート直前。この後はひたすら走る!

ゴールの後、屋台で買った甘酒。ちょーうまかった。


参加賞のタオルとポーチ。デザインについてはノーコメント。この他地元の施設、販売店の各種割引あり。参加費5000円だと頑張っていると思うが、地元の人以外は恩恵がないかも。つくづく地元還元のイベントなのだと思った。



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