待ちに待った年末年始休暇。
でも、風邪を引いてしまい、ランニングは自重。こたつでぬくぬくと読書に勤しんでいる。
読んだのは「陸王」。数年前に「半沢直樹」で一世を風靡し、ドラマ的にはその後も「下町ロケット」、「花咲舞が黙ってない」等で世の中を気持ち良くしている、池井戸潤氏の最新作。
池井戸氏の小説は、元銀行マンだけあって、リアリティの中に一さじのフィクションがある絶妙の味付けで(人によってはフィクション大さじとの意見もあると思いますが)結構好き。
今回の話は埼玉県行田市(「のぼうの城」の忍城がある町です)の老舗の足袋製造元が、先細りの事業を見かねて、ランニングシューズ製造を手掛けるというもの。
話の中身は、いつもの池井戸氏のプロット通り、人の思いが他人を動かし、さらに外部の理解者を得て、ついには成功を成し遂げるという、気持ちの良い話。600ページ近い本だが、すらすら読めた。
びっくりしたのは、ランニングシューズに関する叙述。曰く、「かかとのソールが厚いシューズは人間本来の足の使い方を阻害している。本来は足の真ん中から前で着地するのが(フォアフット・ミッドフット)自然であり、ケガをしにくい走り方」とのこと。別個にシューズやら走り方等を勉強し始めたばかりだったが、いろんな本やらWebでのたまわれていることがここにはっきりと書かれていた。池井戸氏の事前調査の綿密さに敬服すると共に、ミーハーな自分はベアフット系のシューズを買ってみようかなあと思った次第。(いや、とにかく走れよ・・)
ちょっとググってみると、こんなシューズが。
でも、風邪を引いてしまい、ランニングは自重。こたつでぬくぬくと読書に勤しんでいる。
読んだのは「陸王」。数年前に「半沢直樹」で一世を風靡し、ドラマ的にはその後も「下町ロケット」、「花咲舞が黙ってない」等で世の中を気持ち良くしている、池井戸潤氏の最新作。
池井戸氏の小説は、元銀行マンだけあって、リアリティの中に一さじのフィクションがある絶妙の味付けで(人によってはフィクション大さじとの意見もあると思いますが)結構好き。
今回の話は埼玉県行田市(「のぼうの城」の忍城がある町です)の老舗の足袋製造元が、先細りの事業を見かねて、ランニングシューズ製造を手掛けるというもの。
話の中身は、いつもの池井戸氏のプロット通り、人の思いが他人を動かし、さらに外部の理解者を得て、ついには成功を成し遂げるという、気持ちの良い話。600ページ近い本だが、すらすら読めた。
びっくりしたのは、ランニングシューズに関する叙述。曰く、「かかとのソールが厚いシューズは人間本来の足の使い方を阻害している。本来は足の真ん中から前で着地するのが(フォアフット・ミッドフット)自然であり、ケガをしにくい走り方」とのこと。別個にシューズやら走り方等を勉強し始めたばかりだったが、いろんな本やらWebでのたまわれていることがここにはっきりと書かれていた。池井戸氏の事前調査の綿密さに敬服すると共に、ミーハーな自分はベアフット系のシューズを買ってみようかなあと思った次第。(いや、とにかく走れよ・・)
ちょっとググってみると、こんなシューズが。
MUTEKIへのリンク
おー、すごい。きねや足袋という企業が作っているのね。そうかあ、ここを取材すれば、大体の事はわかるのね。この手のシューズはタイムが伸びる云々ではなく、日々のトレーニングで使ってみてフォームを強制する為のものなのだそうだ。これも小説と同じ。自分も買ってみるかなあ?(いや、走行距離が絶対的に足りないだろう・・)
いよいよ明日は大晦日。風邪を治してきちんと走り納めたい。
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