富士山マラソン


2018年秋冬シーズンのエントリーを全て外し、最後にエントリーしたのがこの富士山マラソン。別に嫌いなわけではなく、もう過去4回エントリーしているのでもう良いかな?と思っていたのが理由。9月に他の大会の落選が決まった時にサイトを覗いてみた所まだ空きがあったので久しぶりにエントリーした。思えばこの大会で初めてフルマラソンを完走した思い出深い大会。今回は3年ぶりの参加。

始めてエントリーした時、もう有名な話だが、中央道で発生した大渋滞に巻き込まれDNSだった。その時の経験から富士山マラソンの参加の際はいつも早目の出発。本当は前入りしたかったのだけどスケジュールがつかず。この日東京の自宅を出たのは朝5:00。まだ夜明けは遠い。

東村山を5:00に出発し、渋滞らしい渋滞はまったくなく、指定された駐車場(富士北麓駐車場)に到着したのは7:00。経験を積んだ運営が素晴らしいのだろう。


到着直後は朝もやがかかっていたが、ほどなくして晴れ、富士山が顔を出す。今日は快晴。この天気が一日続いて富士山を見ながら走られれば良いと思った。


会場まではシャトルバスを使う。こちらも台数が十分確保されていて大した待ち時間もなく乗り込めた。ただ、会場側のシャトルバス乗り場から会場までは1km近く歩くので、帰りはつらいかもと思った。(実際辛かった。)

会場は、以前参加した通り。大きな混乱はなく、荷物の預け入れもスムーズ。トイレは少し少ない気がした。会場のアナウンスによると参加者は11000人。数年前参加した時は17000だったので大分減った気がする。ただ、会場のサイズを考えると調度良い気もする。運営収支が成立するのであれば、この規模で継続してもらえれば参加者の満足度が高いと思う。
会場は、海外からの参加者、特に台湾からの参加者が目立った。やっぱり富士山のネームバリューは高いのか。朝8:00時点での気温は0.5℃。寒いがスタート地点は人だかりで中に入れば寒くない。以前参加した時は使い捨てポンチョを羽織って寒さをしのいでいたが、今回は不要だった。

8:30から開会式。一通りのあいさつの後、大会アンバサダーの瀬古さんのあいさつ。あいかわらずぶっ飛んだあいさつで皆の笑いを取ったあとでスタート。
Eブロック(ゴール予想タイム4:30-5:00)からのスタートだったが、あまり待たされることなく、5分程でスタートラインに達する。


とにかく快晴でよかった。景色は最高の42.195kmだった。
この富士山マラソンのコースの特色は富士山の眺望と、もう一つは高低差だと思う。調度22kmあたりで1kmほどつづく激坂がある。よく「心臓破りの坂」という言葉があるが、この坂は脚力が無いと心臓に負担がかかるほど走り切れないので、破れない。下の写真は激坂ぶりをとってやろうと思って残した一枚なのだが、あまり感じが出ていない。


これまでの参加では、シーズンを過ぎていたのかあまり紅葉は楽しめなかった。今年は秋の訪れが遅かったのか、まだ紅葉が楽しめた。


さすがに何度も走ったコースだからか、それとも成長したからなのか、最後までペースが乱れず走りきることができた。(途中1km程あるいたが)。ショックだったのは残り1kmでGPSウォッチが突如電波をつかまなくなり、記録が残せなかったこと。購入して5年。そろそろ買い替え時なのかもしれない。


ゴール後は、豚汁、コッペパン、バナナがふるまわれる。旨い。やっぱり運営がこなれてくるといろいろ快適になってくる。


素敵な大会なのだけれど、もう5回エントリー(4回参加)したし、次回参加までしばらく間を空けても良いかなと思った。

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