府中郷土の森公園バーベキュー場

 2022年になり、走り初めも、股関節を労わって申し訳程度に済ませた。今年の年末年始はまとまった休みが取れたのだが、いろいろあってどこにも行けず、なんとなく鬱屈していたので、かねてからやりたいと思っていた焚火をやってみた。これまでアウトドアといえばバーベキューだったのだが、毎度、焼いたり食べたり火の管理等々で終わってみると結構疲れている。一方で焚火の動画を見ているとすごく落ち着いた感じで素敵だったので良いなあとあこがれていた。

と、いう訳で実は年末に焚火台を購入していた。ネット等で下調べはついていて、購入したのはユニフレームのファイアグリル(メーカーサイト:リンク)。

しかし、焚火はやれる場所がない。昔は田舎に住んでいたので、近所の家では庭でドラム缶で落ち葉を燃やしているのをよく見ていたが、東京の住環境ではそんなことをすると近所迷惑甚だしい。キャンプ場では当然できる。。がいつもは奥多摩にいってバーベキュー等々するのだけれど、ちょっと遠い。都内で一番近いのは小金井公園。でもどうやら閉鎖している様な情報もあり、確証が得られなかったので別の場所を探す。・・と見つけたのがココ。府中郷土の森公園は一度行ったことがある。昔の建物が移築されていて、見て回れることができる。その脇の河川敷がバーベキュー場になっているとのこと。

という訳でとりあえず行ってみた。

駐車場は隣にある野球場の駐車場を使えとホームページに指示がある。駐車場からは結構あるく、と書いてあったが、200mも歩けばサッカーグラウンド2面分くらいの河川敷があり、正月三賀日にもかかわらず大勢の人がバーベキューやら、焚火やらしていた。

で、早速焚き火台を組み立てて火をつける。動画等では薪を細く切ったりして様々なテクニックを駆使して火を起こしているが、そこはもう面倒なので、着火剤を使う。実はバーベキューもここ数年やっておらず、着火剤に火がちゃんとつくのか不安だったが、そこはしっかり着火。いったん着火剤に火がつけば4cm角の杉の角材に火が起こせる。


写真の様な状態から30-40分は火が続く。その間焼き芋を一つ放り込んでおいた。火が収まってきたところでアルミホイルを開いてみるとホッコリと焼きあがっていた。いつもは炭火で焼いていたので火加減に不安があったのだが、これで感覚がつかめた。コーヒー(これは自宅から水筒で持ち込み。)と一緒に焚火に脇で食べていると1月の風が吹き晒す河川敷でも寒くはなかった。

河川敷からは遠くで鉄橋を行きかう南武線を眺めながら、一しきりボーっとした後、片づけをして帰宅。薪を燃やしただけなので、片づけも簡単。ただ、凍結を気にしているのか、敷地内の水道は使用禁止になっていたので、火消しにペットボトルの水をわざわざ買ってくることになった。今後来ることを予定している方は要注意。

都内で焚火、バーベキューができる数少ないスポットとしては良いと思う。また来るかも。

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