箱根関所-箱根駅伝往路ゴール地点

 箱根訪問の続き。

宮ノ下~強羅と散策した後、芦ノ湖湖畔で一泊。2日目は芦ノ湖周辺を散策した。

前回訪問した時は箱根神社を訪問した。(箱根神社)ただ、今は喪中なので神社のお参りは控え、湖畔に沿って歩いていく。3km程歩くと、箱根の関所がある。

本当に関所があった場所に、当時の建物を再現したものなのだそうだ。確かに湖畔の人が歩ける平坦な部分が狭くなっているところに建てられており、ここを避けて箱根を超えるのは難しそうな気もする。

建物の中は当時の暮らしや検問の様子が人形で再現されている。

江戸時代は、江戸を守る為に鉄砲が江戸に入ってくるのを取り締まるのと同時に、各地の大名の奥方達が江戸に人質に取られている中、逃げ出すことを厳しく取り締まっていたのだそうだ。

関所の裏は急峻な丘になっている。やはり関所を通らないと箱根を超えられない。一方で丘の上には見張り台があって、湖を船で抜けるのを見張るようになっていたのだそうだ。しかし、湖の上の船を見つけても、さすがに遠くて捕まえにいけないだろう、と思う。


箱根関所からひとしきり歩くと箱根駅伝の中継でよく見る道に出る。で、角を曲がって少し行ったところに箱根駅伝の往路ゴールがある。隣は箱根駅伝ミュージアム。沿道の応援が全然いないのでテレビの風景と少し違う。

ランナーが沢山来ていて記念撮影していた。ここまで走ってきたのかしら?

この記念碑を反対側から撮影する。同じ石碑が復路のスタートのものになる。当然といえば当然なのだが、何だかおかしい。

この日は午前中で切り上げて帰ることを考えていたのでパスしたが、近くには箱根公園という緑が多く散策し甲斐があるスポットもある。また、この年になって初めて理解したのだが、箱根登山鉄道~ケーブルカー~ロープウエーの終点である桃源台は芦ノ湖の対岸にあり、遊覧船にのって、箱根駅伝ゴール/スタートまで来ることができる。次回、車ではなくこれらの公共機関を活用すれば箱根駅伝5区/6区を体験することができるなと思った。面白そうだ。





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